もう21回目…毎回すごい!すごい!と言いながら見ているこの番組。
今回は以下の設定です。
放送日:2022/09/26(月)25:05~25:35
脚本・監督・演出:高島礼子
脚本助手:落合正幸
タイトル:大家族会議
PLAYER:丸山隆平、安田章大、横山裕
第1章
この家は15人兄弟の貧乏大家族
礼子は、女手一つで15人の子どもを育てる肝っ玉母さん
丸山は、長男なのに、28歳にもなって未だフリーター
安田は、就職せず、お笑い芸人を目指す三男
横山は、高校生にもかかわらず、超マザコンのおしゃべり四男。
家計が苦しくギリギリの生活をしていた家族。
そんな中、礼子に、ある”稼ぎ”の仕事話が舞い込んだ。
次男のりゅうたは、一流の弁護士でこの一家で1番の出世頭。
長女の「しょう子」は高校3年生だが、暴走族の総長をしている不良少女。
そして、五男の「ゆうすけ」は小学生5年生ながら東大にも入れるIQを持つ天才児。
最終章
母の努力の甲斐あって、大家族密着スペシャルは高視聴率をとり大人気シリーズになった
そして家族は「貧乏大家族」として、さまざまな番組にも出演、生活も大いに潤っていった
しかし、「貧乏ではない事」がバレれば人気はなるなるだろう
母は人気がなくなるのを恐れ、子ども達に私生活でもずっと「貧乏」を演じさせ続けていた
そんな母に不信感を抱いていたのは長女の「しょう子」、五男の「ゆうすけ」
そして母の行動にブチギレしている長男の「りゅうへい」
果たして、守銭奴になってしまった母は改心するのか?
個人ごとの気になったポイントまとめ。
ヤス
●今回の役柄は2役。三男、芸人しょうた/長女、暴走族の総長しょうこ
●「笑い取れるの?」という高島ママの無茶振りに「そんな言われ方、がっぺむかつく!」と即返答して「エガちゃんで来た!!」て思っちゃった。
●母の俳句を詠んでと言われたゆうに対する笑顔、何度もリピート!
●自分も二役とわかって肩がなり始めた瞬間…高島ママが「しょうことぉゆうすけがぁ帰ってくるからぁ、二人で迎えに行ってくんない?」と言った後、「迎えに行くぅ?」と四男ゆうに声をかけ、二人で迎えに出るとき「荒れるなぁ、これは」と言った場面。話し合いが荒れるともとれるけど、静かにガンガンにエンジン入れてそうだった。
●Wサングラス、サングラスonサングラスのしょうこ。
●今回もまた、頭の回転がグルングルンに早い安田章大がいた…高島ママに「しょうこが黒幕」と振った場面!
丸ちゃん
●今回の役柄は2役。長男、フリータりゅうへい/次男、弁護士りゅうた
●母の俳句を詠んでと言われたゆうに対する笑顔、何度もリピート!
●「りゅうた、が帰ってくる」と声をかけられたときのまばたきとその表情!おそらく、「まさか二役?」と頭によぎったのではないかな。
●次男のナレーションが入り、「帰ってくる時ぃなんか独特なただいまやるよね」「うん、癖ある」と高島ママとしょうたの会話の後!白のワイシャツにめがね、無表情で「ちあーす」と言って登場するりゅうた。全マルターがばったんばったん倒れた音が聞こえた気がしたよね。
●真顔で「ママ」というキーワードを使うりゅうた。りゅうたがそう呼んでいるのか、四男ゆうがそう呼んでいるから使ったのか、真意は不明…
よこ
●今回の役柄は2役。四男、高校生マザコンゆう/五男、天才小学5年生ゆうすけ
●学校で詠んだ母親の俳句を聞かせてとねだられて「お母さん 僕のものだよ お母さん」と返すゆう。マザコンの要望の塊だった。詠んだ後の照れ笑いは見逃せない!
●「お母様、ただいまです」と白シャツにサスペンダーに眼鏡、黄帽で登場ゆうすけ。
1~2ミリぐらい名探偵コナンだと思っていた、というのは横山さん談。
●グローバルガバナンスの説明。
「ぐろーばるがーばなんす、グローバルな、せかい、でやっていこうよ」「が〜ばなんす、っていうのがぁ、せかい…ひとつに…一個とってやろうらみたいな、それについて、ちょっと、語り合うみたいな」
ヒナ
●ナレーションの合間合間に、共感できる言葉をぽんと置いていく…
●「テレビ番組で大家族密着!」と分かった後「はぁ、そっちに行くのかぁ」と言ったヒナ。こっちの方のは何を尊像していたのか知りたい…
●高島ママが漫才やると言い出した時「どんな展開」と言っていて笑っていた!楽しそうやな
●「二役やれって」「全員二役」…と驚いていたけれども、視聴者と同じ目線!ってテンション上がったとこ。
●横山さんが「グロ~バルが~ばなんす」を説明した場面の笑い顔!
ゲスト
●俳句を詠んでもらって喜び中しょうたにやいの言われた後「何言ってんのぉー」「ちょっとぉ」の言い方がもうゆうちゃん大好き!の返しにしか聞こえず、とても可愛らしい反応。
●お金が入る話でテレビの密着取材を受けたいと言った後「とにかく、これはね、稼げるためにはみんなが楽しいと思ってくれることをやりたいわけ」と話した高島ママ。動機はお金だけど、みんなが楽しいと思ってくれることをやりたいって、単純に稼げればいいになっていなくて、印象的な場面だった。どこまでの考えがあるかわからないけれども、能動的にエンタメ要素がそこにあるのがいい、稼ぐことの掘り下げしているのがいいなって、見返して感じた。
●最終幕の最初のセリフ「どぉしたのぉ?家族会議なんてぇ」が第1幕と異なった口調でやっぱりすごい!!
●隠れてカメラを撮っていたのをばらした後「しょうこぉ、しょうこぉ、あたし、うまく芝居できたぁ?」という高島礼子さんがめっちゃかわいらしい笑顔と声のトーンで…可愛らしくてぇ!
家族
●高島ママとしょうたが漫才始めた場面。
高島:はい、行きます!
まる:あぁ、はい
高島:いぇっさぁー
ヤス:はい、どぉもぉー
高島:ビッグマミィの……でぇす、(笑)
まる:ちょっと待ってぇ
ヤス:はい、スモール…
まる:えぇー、ちょちょちょ、
高島:なにぃ
まる:お母さん
ヒナ:ビッグマミィ(笑)
高島:はい
まる:お母さん、ちょっとぉ
ヤス:お母さん、一生懸命働いてきてんねんやから、優しくせなあかんでぇー
この場面で何度も突っ込んじゃったよ。
→ヤスが右手で高島礼子さんを紹介してるの、ヤス出てない?🤣
→「ビッグマミィ」に対して「スモール」と名乗りかけているしょうた、すげー瞬発力!
→りゅうへい、その姿勢でお母さん見れるの、めっちゃ仲良い家族やわぁ、ゆうちゃん、もぉ見れへんくて背中向けて笑っているやん🤣
→優しいヤスがにじみ出てる…高島礼子さんの両肩に手を添えて…
●誰かが迎えに出る時「気を付けて」と誰かが声掛けしていて、その言葉と表情で勝手に「この大家族、ほんまに仲ええんやろうなぁ」としみじみできるとこ。
●盛り上げるために長女しょうこと五男ゆうすけの喧嘩が、次男と高島ママがうまくできなかった漫才となってしまった場面。
●フリーターで「めんどくさい」がおそらく口癖だっただろう長男りゅうへいが、兄弟と話し、率先して母親に話を持っていき、「昔の方が幸せだった」と言い切る長女しょうこ、「貧乏のフリは無理だって、兄弟みんな限界だよ」と諭す天才小学5年ゆうすけ。みんな母親のため。家族愛を感じた…
●母親への声掛けが三者三様で良かった。週刊誌にやらせがバレたと分かった時、五男ゆうすけはひたすらお母さんと向き合ってあう声掛けをしていて、長女しょうこはフォローの声掛けはせずに自分の感情を伝えていて、長男りゅうへいは「全部売ってローンは支払ってまた1からやり直そう」とちょっと前まではフリーターだった頃とは違う言葉で声をかけ、成長物語が展開されていた。
●貧乏大家族で始まり、お金持ちになった今でも貧乏のフリは限界なので密着もおそらくやめる方向で行きたかったけど、お金持ちであることも密着して放送するならそれでいいと家族全員で一本締め。テレビ密着がダメだったのではなく「嘘をつくこと」がダメだったというので、みんな素直な家族じゃん!それをちゃんと母親に伝えることのできるすごくいい子たちじゃん!って感動の嵐だった…
「しょうこ、あたしじゃない、ていうことは、ここにいる3人の誰かよ、誰かがリークしたんだぁ!」と言って立ち上がる高島礼子さんだけど、カメラも追いつくのに必死。アドリブドラマだなぁって感じるのと、きれいすぎないカメラ映像というのも見ていてワクワクするところ。
そして、この番組、ひそかに楽しみにしているのが最後のナレーションとテロップ。
スタッフさんのゲスト俳優や関ジャニ∞への愛をとても感じる。
この日の最後のテロップは「女優二十面相 大家族より多くない?」でした。
今回のアドリブドラマでは高島礼子さんの喜怒哀楽、すべて振り切って出ていました。
それで最後にこのテロップ…今回のアドリブドラマの設定にかけた上での高島礼子さんへのお言葉…
いつも最後の最後まで見たくなる番組。
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